中古パソコン選びで、次の方はリースアップ品がおすすめです。
■品質が最優先
■できるだけ安く買いたい
■スペックは及第点でOK
■メーカーにこだわらない
■同じ機種を複数台欲しい
リースアップ品とは、リース契約で貸し出されたパソコンが期間満了で回収されたものです。品質が高く動作が安定しており、一定のスペックのものが安く大量に出回るのが特徴です。
そこでこの記事では、これまで30台以上のリースアップ品を手配・セットアップしてきた経験をもとに、次のことを解説します。
■中古パソコンでリースアップ品がおすすめな理由
■リースアップ品のデメリット
■パソコンのリースアップ品の探し方
もし過去に中古パソコンであまり良い経験をされてない方は、リースアップ品を検討されてはいかがでしょうか。
きっと中古パソコンのイメージがガラッと変わることでしょう。
1. パソコンのリースアップ品の3つのメリット
パソコンのリースアップ品には、3つのメリットがあります。
- 品質が安定している
- 無駄な機能が少ない分だけ価格が安い
- 品数が豊富でまとめ買いができる
- リースアップ品について
- リースアップ品とは、リース契約で貸し出されたパソコンが、リース期間が満了して回収されたものです。
パソコンをリース契約にする理由は、初期費用がかからず毎月一定金額を経費処理できるからです。また数年ごとに最新機種にできるメリットもあります。
リース期間は5年満了が一般的です。官公庁や大企業など、大量にパソコンが必要な組織でよく利用されます。
(1) 品質が安定している
リースアップ品は、品質が安定しています。なぜなら、まだまだ使えるがリース期間満了したので回収されただけだからです。
もしリース期間中に不具合が発生していたら、リース会社の責任のもとで対応済です。したがって期間満了まで稼働していた機器は、その後も引き続き安定稼働する可能性が高いのです。
また前ユーザーに官公庁や大企業が多いため、無茶な使い方はされていません。例えば、怪しいサイトにアクセスしてウイルスに感染したり、マニアックなパーツを差し込んで傷めたり、といった事態は考えにくいでしょう。
一方、個人が売りに出したパソコンは事情が様々です。
・スペックに不満がある
・どこか調子悪い、フリーズする
・もう使わなくなった
いずれにせよ何らかの不満があるから手放したと思われます。
このように、リースアップ品は、一定期間経過しただけの、実質はまだまだ使える現役選手といえるわけです。
(2) 無駄な機能が少ない分だけ価格が安い
リースアップ品は仕事で使われていたため、無駄な機能が少なく、その分だけ価格も安いです。
派手さも無く目立った特徴も少ないので、販売サイト内で見つけにくいかもしれません。
しかし、最小限の機能にしぼって安く買おうと絞り込めば、スペックと価格でバランスのとれたリースアップ品が浮かび上がることでしょう。
(3) 品数が豊富でまとめ買いができる
リースアップ品はリース期間満了時に一気に回収されます。したがって中古パソコン市場に同じ機種が大量に出回るのも、特徴の一つです。
もし、事務所などで複数台必要な場合、同じモデルでバラツキなくまとめ買いできます。
2. リースアップ品の3つのデメリット
リースアップ品には、3つのデメリットがあります。
- 地味な機種が多い
- 5年以上前の機種が多い
- 特定の部分だけくたびれているケースがある
(1) 地味な機種が多い
リースアップ品は地味な機種が多いです。華やかな色や美しいデザインを希望される方へは、おすすめしません。
(2) 5年以上前の機種が多い
リースアップ品は5年以上前の機種が多いです。なぜならリース期間は5年が一般的だからです。
2,3年前の機種が欲しい方は、選ぶのが難しいかもしれません。
(3) 特定の部分だけくたびれているケースがある
特定の部分だけくたびれているケースがあります。
何らかの専用端末として使われていた場合、プログラム処理で必ず使うキーは頻繁に叩かれていたことでしょう。特定のキーの文字がすり減っていることも考えられます。
モバイルとして使われていた場合は、バッテリーの劣化は避けられません。
全く使われない部分もあります。
セキュリティの厳しい企業では、ウイルス感染や情報漏洩のリスク対策として、CDやDVDでの読み書きを禁止しています。
そのため光学ドライブは一切使用されていません。
3. パソコンのリースアップ品の特徴・見分け方
リースアップ品を見分けるには、次のような特徴を意識しましょう。
- ビジネスモデルが多い
- 見た目が地味で無駄な装飾が無く武骨な雰囲気
- 5年前の機種が大量にラインナップされている
(1) ビジネスモデルが多い
ビジネスモデルとは、法人向けに設計された機種です。仕事用なので個人向けパソコンと区別されます。ネット検索でも個人向けパソコンの商品ページには表示されません。画面の端にある「法人向けモデルはこちら」のボタンをクリックすることで切り替わります。
中古パソコン販売店のサイトで、そういったビジネスモデルが多数並んでいる場合は、リースアップ品の可能性が高いです。
(2) 見た目が地味で無駄な装飾が無く武骨な雰囲気
ビジネスモデルかどうかが判断できなくても、見た目だけリースアップ品と判断できます。地味で無駄な装飾が無く武骨な雰囲気が特徴です。こういった外観のモデルは仕事で使われる場合が多く、リースアップ品の可能性があります。
逆に、個人向けパソコンは見た目が派手でデザインも重視されています。本体色もワインレッドやホワイトだったり、ピアノのように鏡面仕上げだったりします。丸みを帯びたりしているのも特徴です。「コンシューマモデル」とも言われています。
(3) 5年前の機種が大量にラインナップされている
リースアップ品は、5年以上前の機種が多いです。リース期間は5年が一般的だからです。
在庫数が複数台ある場合も、リースアップ品の可能性が高いです。なぜならもし個人がパソコンを売る場合、それぞれ事情が異なるので一品物になるからです。
5年前の同一機種が大量にラインナップされているなら、それはリースアップ品の可能性が高いです。
番外:リースアップ品ではないパソコンの特徴
逆に、リースアップ品ではないパソコンの特徴は次のとおりです。
- 一般消費者向けモデル(個人向け、コンシューマーモデル)
- 通販専用モデル、ノーブランド、ゲーミングPC
- 発売後1~2年のモデル
リース契約は、企業や官公庁が業務用として結ぶのが通常です。個人向けモデルやノーブランド、あるいはゲーム用パソコンで、リースが組まれることはありません。
リース期間は5年が多いので、発売から年数が経過していない機種は、リースアップ品ではない可能性が高いです。
【参考】リースアップ品を見つけるには、中古パソコン専門店のジャンクワールドがおすすめです。
リースアップ品が充実のジャンクワールド
ジャンクワールドについて詳しく知りたい方はこちら
≫ 【口コミ】ジャンクワールドの評判・デメリットと掘り出し物の探し方
まとめ|品質最優先で安く買いたいならリースアップ品がベスト
中古パソコンを選ぶ際、品質が最優先で、安くてある程度のスペックのものを買いたいなら、リースアップ品がおすすめです。リースアップ品には、次のメリットがあります。
- 品質が安定している
- 無駄な機能が少ない分だけ価格が安い
- 品数が豊富でまとめ買いができる
ただし、次のデメリットもあります。
- 地味な機種が多い
- 5年以上前の機種が多い
- 特定の部分だけくたびれているケースがある
リースアップ品を見分けるコツもご紹介しました。
- ビジネスモデルが多い
- 見た目が地味で無駄な装飾が無く武骨な雰囲気
- 5年前の機種が大量にラインナップされている
最後に、リースアップ品を多数扱っている下記の販売店も参考にしてください。
リースアップ品が充実のジャンクワールド
ジャンクワールドについて詳しく知りたい方はこちら
≫ 【口コミ】ジャンクワールドの評判・デメリットと掘り出し物の探し方